ネオテニージャパン

「ネオテニー・ジャパン -高橋コレクション」展をみてきました。

村上隆や奈良美智、会田誠など３３名のアーティストによる現代美術展です。
入ったとたん、ガラスでできた三本足の狼がお出迎え。インパクト大です。
他にポップな色使いの絵やマネキン、
ややホラーだけど引き付けられる彫刻など、多彩です。
どれも個性的で刺激されます。

個人的に
山口晃さんの『おばか合戦』
（一見、合戦前の侍達の大和絵…が、よくみると
　馬型バイクにのってる人とかまじってる）と
池田学さんの『興亡史』
（カラーインクのペン画のみで物凄い細密画、
　の上に細かいところにもドラマが…）が気に入りました。
他に、モノをかかないで存在感を感じさせる絵などもおもしろかったです。
上野の森美術館で7月15日まで開催中。
http://museum.guidenet.jp/spresent.php?id=163

美術館を出ると
パンフルートとギターの路上ライブの音楽が聴こえてきて、しばし聞き惚れてました。
パンフルートの音色が心地よくて、ちょっとCD欲しかったかも。

オープンスペース2009

９時過ぎに東京に着きまして、
ICCでやっている『オープンスペース2009』をみてきました。
・NTTインターコミュニケーションセンター
（新宿から京王新線で一駅の初台駅下車、オペラシティタワー四階）
http://www.ntticc.or.jp/index_j.html

反響音がしなくて（音を吸収して）、
ずっといると不安になる…心理学も取り入れた小部屋とか、
複数の立体オブジェが円形に並んでいて、高速回転したら
あたかも立体物が空中で動いているように見える、という錯覚を利用したものなど、
さわったり体験したりできる空間アートは面白かったです。
デザイン書をいろいろ見て、
面影屋でランチと美味しいコーヒーを頂き、上野へ向かいます。

個展

後輩がカフェで個展をやってるっていうので、
少し前に見に行ったときのものです。
彼女の絵も、世界観もほんとに素敵で大好きです。これからはクレイアニメも
がんばりたいって事で、どんどん活躍していって欲しいです。頑張って！
↓絵はベニヤ板にリキテでかいてるんだそうです。

ごはんもめちゃくちゃ美味しかった！

◆狩野永徳と安彦和良

狩野永徳と安彦和良展にいってきましたよ！

まずは国立美術館。
「最終日」にはいくもんじゃあないですなあ…、
寒空の下、50分待ちだって！？超 最大手！（笑）
しかし超厚着していったのでわりと大丈夫でした。
ちょっぴり紅葉もみれたなあ〜。

中もごったがえしていて、はっきり言ってみれないんだぜ！
洛中洛外屏風なんてもう 人てんこもりすぎ！
しかしあいだに入って辛抱強くまってたらなんとか見れました。
ガン見して、屏風の中の謙信もみつけたぞ！
左双の下あたりにいました。

あと、信様の扇子にかかれた絵、秀吉発注の絵とか。
永徳は秀吉おかかえになってから、他の派の絵師に
「これからいそがしくなるから」と書をおくっています、
当時の人気ぶりがうかがえますな。

あと、ちらしにもあった、唐獅子図屏風！

まじまじでっけ！！高さは2メートルくらいあったかな？？
力強く、ダイナミックです。迫ってくる！
毛利輝元におくったものとされていますが
近年ではもともと大坂城か聚楽第の障壁図ではないか？との事。

戦利品！

まじいっぱい買いすぎた。調子のりすぎた。
4000円も使っちまうとはね。
しかしこの図録はイイですな。
あと屏風型カレンダーとかもあって、
おま…そんなん買うしかないだろうが！！
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そのあと、喫茶店で一服、
安彦和良 原画展にいきましたよん。
ガンダムとかのキャラデザの人です。
当然ながら、メッチャメチャうまかった！
すっごいガン見みました。
ほとんどがポスターカラー+水彩でかいてました。

アニメーター時代のは、人物画とメカ画との
分業がされていなかったので（ガンダム以降から分業になった）
どっちもかいてたみたいなんですが、まあ…めちゃうまです。
漫画もかかれているのは知ってたんですが
アニメ原作、監督、小説なんかも手がけていて、
本当に多才なひとなんだなーと改めてすご！と思いました。

安彦さんが古事記か何かのをテレビでみたときに、
疑問に感じた事を調べだして、そこから独自の解釈で漫画かいたり、
ローマとかモンゴルなどの歴史物もかいてて
歴史とかもすきなんだなーと…
コミックの展示もあったんですが、
はっきりいってすごすぎた。

こちらは京都の美術館「えき」（伊勢丹7階隣接）
で12/2（日）までやってます。大人700円。
安彦ファンまじおっすすめ！

いやはや熱はあったけど
どっちもかなり良かったなあ…満足すぎます。
行ってよかった…（ねとけよ…）